田舎の空はデカい。
夜空を見上げると、デカすぎる。どこまでいっても空で怖い。逃げられない。
普段は空に対して天井とか背景とかそういう気持ちが強い気がする。当然本当にそう考えてるわけではないけど、なんか。空を舐めている。
ただふと上を見上げると空しか見えないので恐ろしくなる。空は実在する。あのなんか青かったり黒かったりする世界の背景って宇宙なんだと実感する。空って宇宙なんだな...
しかも空に浮かんでいるちっせ〜点々は本当は全部バカでかい球体なのだ。
夏が暑いのはめちゃくちゃ遠くにあるクソデカくてクソ熱い球体の熱さがこっちまで届いてきているからなのだ。
怖すぎる。私がいま一面だけ見ている空は、実は縦横無尽にほぼ無限に無限に無限に広がっている。
信じられないくらいデカくて死ぬほど寒い宇宙とかいう空間と地球は壁もなしに繋がっている。
宇宙というと自分とは無縁なように思えるが、私は宇宙にいる。全然いる。驚いた...。
宇宙の話は好きだ。デカすぎて面白い。詳しい話となると私はさっぱりなんだけど、「だいたい2000億個の星がある銀河系が数千億個くらい宇宙にあって、その宇宙もいっぱいあるかも。あと宇宙は毎秒光速の3倍の速さで膨張している」とか言われると面白すぎる。宇宙はぜったいに小学生が考えています。